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2011年 おとめ座の空模様。 [オボエガキ]

ことしもいいことありますように♡


マリアージュ
という表現があります。
フランス語で「結婚」を意味する言葉ですが
ワインと食事の食べ合わせを表現するのに用いられます。
赤身の肉には赤ワインが合うとか
生牡蠣にはシャブリが最高!とか
両者はテーブルの上で出会い、お互いの長所を引き立て合って、
人の口中で妙なる協力関係を成立させる、というわけです。
出会って、接触して、調和する。
2010年の乙女座の「人間関係」には、そんなところがありました。
2011年も、乙女座の世界では
「人との関わり」にスポットが当たっています。
でも、それは上記のような「マリアージュ」的なものではありません。

2010年の乙女座が体験した「関係」が「マリアージュ」的なものだったとすると
2011年は、何年も注ぎ足しながら煮込まれてきたシチューやカレーのようです。
たくさんのスパイスや野菜を投入し、
さらに「歴史」までを重ね、それらは変成し、融合し、
最初の素材の形などもう決して思い出せないほどになってしまいます。
切っても切れない状態となり、
全てが「全体」として一つに溶け合い、
そこに、新しい存在が誕生しているのです。

たとえば、ビジネスの関係なら
契約を結んだり、契約を解除したりできます。
でも、親子の関係であれば
「勘当」したりするのも、なかなか骨の折れることです。
さらに「今の親は気に入らないから新しい親を見つけよう」というのも
ほぼ、不可能です。
勿論、養子縁組などは、法的には可能ですが
自分のルーツにかかわることとなると、
心情的には、そう簡単に切ったり貼ったりできるものではないと思います。
誰かにとって誰かが「かけがえがない」のは
相手に望ましい条件がすべてそろっているから、ではありません。
条件がそろわなくても、少々都合が悪くても
でも、どうしてもその人でなければならない
ということの理由は
その人の能力や生産性などとは、全く別のところにあります。

誰もが、自分の中に
何かしら自分だけでは充足させ切れない空洞を
抱えているのではないかと思うのです。
こうした空洞を埋めることは
計算したり計画したりしてできることではありません。
上記のような「かけがえのない」存在との融合は、
そうした空洞が引き起こす出来事です。
そのような空洞同士が反応し、化合してしまうと
最初「2人」であったものはすでに、
全体として一つの個性を持つことになります。
これは、恋愛関係のような関わり以外にも、
いろいろな場で成立します。
「この人とでなければできない仕事」とか
「この人とでなければ生まれない雰囲気」とか
そんなものがあります。
これらは、単に「接触して、調和した」ということだけではなく
何かべつのもの、他人にも自分たちにも分析も解説もできないようなものが
そこに、生成してしまった、ということなのだろうと思います。

2011年、乙女座の人たちは
そのような融合や化合を、何らかの形で成立させるのではないかと思います。
このことの意味や価値は、
本当には、当事者達にしかわからないものだろうと思うのです。
でも、その関係から生み出される社会的アウトプットは
その関係の中からしか生まれません。
過去、6,7年のあいだ、
乙女座の人にとって、このような「融合」は
どこか、制限されたテーマでした。
融合や化合を許さない、障壁のようなものがあって
貴方は他者からなんとなく、隔てられているような気がしていたかもしれません。
それでも貴方は、そうした壁を
なんとか、トンカチやのこぎりのようなもので壊そうとしたり
あるいは、自らもべつの壁を作ってそれに対抗したりと
様々な形で闘ってきていたのではないかと思うのです。
分離、孤独、理屈、筋合い。
そうした冷たい硬いものが、2011年、貴方と誰かの関係の中から取り払われます。


時期的なことを少し申しますと
年明け、とても貪欲な情熱が心に閃きそうです。
「これをやってみたい!」という
ごく個人的な動機が、シンプルな形で輝くでしょう。
1月下旬から、人間関係について感じていたプレッシャーが
ふっと消えていきます。
2月は身近なことでとても忙しくなりそうです。
人にしばしば、頼られたり、助力を要請されたりしそうです。
自分の日々の責任範囲に疑問を感じている人は
異動や転職に向けて動き出すことになるかもしれません。
3月は人間関係が濃く熱くなりますが、
これは、過去数年間の問題を一気に片付けていくような
どこか、スッキリした感覚を伴うプロセスだと思います。
思い込みや誤解から解放されたり、
不器用な緊張感が消え去ったりするかもしれません。
関わりの中にあった、ある種の「かたくなさ」が
春の雪のように消えていくタイミングです。
4月はちょっとしたもたつきを感じるかもしれませんが
前進を急がなければ、充実した日々となるでしょう。
5月から6月には、目が「外」に向けられます。
出張や旅行など、遠出する機会も増えそうです。
そんな「遠出」の体験が、
貴方に新しいインパクトを与え、
そこから、熱い目標を見いだせるかもしれません。
目指すべき場所を見つけるタイミング、と言えそうです。
7月はとても多忙な時期です。
大きな仕事を任されたり、
チャンスが巡ってきたりする気配があります。
思い切って勝負に出ていくときです。
8月から9月、10月は人との交流が活発になる一方で、
過去との接触がありそうです。
ずっと気になっていたことや、
自分の中に感じていた問題点などを
真っ向勝負で解決していける時期となっています。
10月にはコミュニケーションが活性化し、
そこから前向きなヒントをたくさん得ることが出来そうです。
11月から、乙女座は特別な時間の中に入っていきます。
ここから2012年の初夏まで、
「挑戦」の時期と位置づけられます。
自ら自分の古い限界を突破していくような、
エネルギッシュな時期に突入するのです。
12月、自分の「足場」を確認するような出来事があるかもしれません。
基本的な立ち位置を確かめ、
心を強くするタイミングとなっています。


愛情関係については、
今までのどこかぎくしゃくしていた雰囲気が
きれいに消えていきます。
そして、代わりに
なにかふわりとした、
とても精神的な力が流れ込んできます。
頭でっかちな、突っ張ったり抵抗したりするような力が抜けて、
もっとやわらかな、でも浸透力のある「心の力」が
威力を発揮し始めるのです。
自分のなかにこんな優しさがあったのか!と
驚くような場面もあるかもしれません。
今まではこういう理由でうまくいかなかったのか!と
ため息が漏れるようなこともあるかもしれません。
いずれにせよ、「分解する」「硬質にする」力から解放され、
結びつくための自由で新しい力を使い始めることができるでしょう。
自分の中にあるプリミティブな欲求についても
今までよりずっと正直に、素直に受け止めることができそうです。
恋愛に追い風が吹くのは、
1月上旬、2月、4月から5月、8月下旬から9月半ば、
そして11月下旬から12月半ばです。
11月以降は、自分の中に燃える情熱に
自分で驚かされるかもしれません。


上記の「時期」の所でも触れたとおり、
11月から、乙女座は新しい世界に突入します。
これは、自らの望みで自分の世界を拡げていく
「開拓者」としての世界です。
誰かに促されたり、運命に任せたりするのではなく、
自分で「こうしたい!」と声を上げ、
先頭を切って突き進むことによって
周囲をも巻き込んでいく、エネルギッシュな世界です。
この流れは、2012年の初夏まで続いていく、
ロングスパンの物語です。
このパワフルで積極的な時間のために、
2011年の中で、貴方は少なからず、
勉強し、研鑚を重ね、力を蓄えていく事になると思います。
2011年、旅に出たり、留学を計画したりする人も多いと思うのですが
それらはすべて
貴方の中にいる火の鳥を勢いよく飛翔させるための
燃料とも根拠ともなるのだろうと思います。




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